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トンネル事故とケミカルアンカー

高速道路で不幸な事故が起きた。事故内容はトンネル工事の一部なのだが、同じケミカルアンカーを普段から使う建築業界としても対岸の火事ではない。昭和50年代私たちが建築に携わった頃から便利な後施工建材として高価ではあるが重用されてきた。

現在は当時と違い、様々な改良が加えられたり性能も向上していると考えられるが、当時は上向きの使用は出来なかったように記憶している、施工上もコンクリートの水分(乾燥状態:硬化状態)等に注意を払いながら施工していたように思う。その後一般化して思いつきや無理な注文に答える魔法の道具のように、簡易で安易にケミカルアンカーが使われだした。天井からケミカルアンカーで大型部材を吊っている事例などを見たこともありますし、他にも建築分野で様々な使い方をされていると思います。

ケミカルアンカーを始め無理を聞いてくれる便利な道具は、十分な検討・配慮のもとで使用すべきと改めて感じました。

消費税増の動きについて

2012年 国会では消費税増の動きがありますが、設計や工事は、急には出来ません。工事の計画をお持ちの方は規模や準備を考えて、今から動き出すことをお勧めします。消費税増税の日時までに工事が完了するなら、増税の影響は無いと思います。契約だけだ増税日に間に合っても、工事期間が増税後なら購入に新しい税率が採用されます。8%10%と上がっていくようですから早めの検討をお勧めします。

今日は台風なみの強風、ご注意下さい

2012年4月3日 今日は台風なみの強風が吹くようです。屋上や高いところ等、飛びやすい物や軽い物(洗濯物や竿なども含みます)の固定や結束を点検下さい。窓なども鍵が掛かるならかけて置いた方が揺れやがたつきに対しては安心です。外を物が飛ぶ様な状態ならカーテン等を締め窓から離れていた方が安心です。万一事故(雨漏りやガラスの割れ、樋の壊れ等々)が有りましても冷静に対応してください。被害の内容によっては地震保険や火災保険の特約等で保険の対象となる物もあります。風が収まり安全を確認したら被害状況を写真に撮り保険会社に連絡し指示に従って下さい。

バリアフリーの考え方

バリアフリーがバリアを作る

バリアフリーで一般的に考えられるのが、手すり、段差の解消などですが、単にそんな点に配慮しただけでは、真のバリアフリーとは言えないのではないでしょうか?

ここでは、そんな提案をしてみたいと思います。

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住まいづくりのポイントの解説

「動線」「外部とのつながり」「将来のこと」を考えた間取りにする

住まいづくりを進めていく上で重要となるポイントについて、図を交えながら解説していきます。
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安全で快適な住まいの為の配慮-住まいづくりのポイント

安全で快適な住まいの為の配慮

人は年をとると、身体の機能が低下し、住宅の中でも思わぬことが原因で、様々な事故が発生します。

これからの住まいlま、不便や危険性のない「高齢者にやさしく家族全員にやさしい住まい」にすることが大切です。若いうちから、将来のことを考えて準備しておきましょう。

右の表はある病院で昭和63年1月から平成5年5月までの間に、住宅内で起こった事故・骨折(下の表)により、通院入院した患者の調査です。

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建物主となる人へのご提案

建築では、施主側のどんな希望でも取り入れ可能です。しかし、時としてコストアップにつながったり技術的な問題で機能の低下につながる危険を含んだりしています。また、誤解の無いようはじめに建物ごとの機能や用途、将来計面等について家族や従業員も交え十分な打ち合せを行なうことが必要です。

建物は、人間と同じで生まれた瞬間から老化が始まります。おまけに、建築を取り巻く社会環境がどんどん変化していくために、劣化とともに機能の陳腐化(時代遅れ化)も起こってきます。

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